
共働き夫婦 お金の教科書
山崎 俊輔
President Inc / 2018-10-05
この本について
共働きで走り続けていると、家事の分担も、お金の管理も、なんとなく「これでいいのかな」と曖昧なまま回してしまうことが多いですよね。相手のほうが負担している気がして気まずかったり、自分の稼ぎが全部家計に吸い込まれていく感じがして、働く意味を見失いそうになったり。その小さなモヤモヤが積み重なるほど、夫婦のお金まわりってややこしくなります。 この本は、そこを派手に解決するというより、現実的な落としどころを一つひとつ示してくれます。例えば、自分の稼ぎから自由にできるお金を確保することの大事さは、頭ではわかっていても後回しになりがちですが、なぜそれが「働きがい」そのものにつながるのかを、実際の家庭のパターンを踏まえて説明してくれます。また、家計の曖昧な分担がどれだけストレスの原因になるかを、感情面と数字の両方から整理してくれるので、「どこから手をつければいいか」が見えやすいのもありがたいところです。年金の繰り下げや転職による収入差といった、将来のお金の話も実務的で、今の選択がどれだけ長く影響するかが実感しやすくなります。 「夫婦で働きながら、自分たちのお金のラインをちゃんと決めたい人」にはかなり刺さると思います。大げさな理想論ではなく、今日から少しずつ整えていける視点がほしいときに、ちょうどいい距離感の本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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