人はなぜ不倫をするのか (SB新書)

人はなぜ不倫をするのか (SB新書)

亀山 早苗

SBクリエイティブ / 2016-08-05

累計読者数12
平均ハイライト数 16.6件/人
推定読了時間 約2時間22分
star総合評価 58/100
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この本について

人間関係の話になると、「結婚ってなんでこんなに重いんだろう」とか「不倫って結局どこがいけないのか説明しにくいな」と、答えの出ないモヤモヤが残ることがあります。自分の価値観なのか、社会に言われてきた常識なのか、境界がよくわからなくなるあの感じです。 この本は、不倫を肯定もしないし断罪もしないまま、男女関係を取り巻く“構造”をひたすら丁寧に見せてきます。たとえば、子どもの人数と浮気率の話のように、「個人の意志」よりも「状況」に引っぱられる面がこんなにあるのかと気づかされますし、フェミニズムを「平等より自由の話」とする視点は、いまの自分の息苦しさの正体に手が届きそうな感覚があります。また、「宗教も家父長制も弱まった社会では、不倫という概念自体が揺らぐ」という指摘は、そもそも私たちが何を前提に生きているのかを静かに問い返してきます。 読みながら、自分の恋愛観や家族観が“個人の選択”のように見えて、実は社会の仕組みに強く影響されていたことに気づかされました。誰かを責める前に、一度立ち止まる余白をくれる本です。 常識と自分の感覚のズレにうっすら気づいている人に、とても刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

不倫のしくみを第一線の学者陣が解明。 さあ、不倫について考えよう 婚姻関係の外での恋愛やセックスは、 個人の倫理観や道徳感にゆだねられてきた。 しかし生物として、動物として、 人はどのような心、体のしくみで不倫をするのか。 それを各界の専門家が解明する。
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