
人はなぜ不倫をするのか (SB新書)
亀山 早苗
SBクリエイティブ / 2016-08-05
この本について
人間関係の話になると、「結婚ってなんでこんなに重いんだろう」とか「不倫って結局どこがいけないのか説明しにくいな」と、答えの出ないモヤモヤが残ることがあります。自分の価値観なのか、社会に言われてきた常識なのか、境界がよくわからなくなるあの感じです。 この本は、不倫を肯定もしないし断罪もしないまま、男女関係を取り巻く“構造”をひたすら丁寧に見せてきます。たとえば、子どもの人数と浮気率の話のように、「個人の意志」よりも「状況」に引っぱられる面がこんなにあるのかと気づかされますし、フェミニズムを「平等より自由の話」とする視点は、いまの自分の息苦しさの正体に手が届きそうな感覚があります。また、「宗教も家父長制も弱まった社会では、不倫という概念自体が揺らぐ」という指摘は、そもそも私たちが何を前提に生きているのかを静かに問い返してきます。 読みながら、自分の恋愛観や家族観が“個人の選択”のように見えて、実は社会の仕組みに強く影響されていたことに気づかされました。誰かを責める前に、一度立ち止まる余白をくれる本です。 常識と自分の感覚のズレにうっすら気づいている人に、とても刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




