
この本について
ニュースを見ていて、「なんとなく情報が偏っている気がするけど、何が抜け落ちているのかまでは言語化できない」というモヤモヤってありませんか。アルゴリズムやAIの話になると専門用語が多くて、結局どう自分の生活に関わるのか分からないまま終わってしまう…僕もずっとそのタイプでした。 この本は、AIそのものよりも“AIをめぐる構造”に視点をずらしてくれる感じがあります。検索順位ひとつで意見や投票行動まで変わってしまう調査結果の話や、AIが行動を予測するだけでなく、その予測によってこちらの選択が変わっていく流れなど、日常の小さな行動がどれだけ外部要因に揺らいでいるかが、具体的な場面で理解できるようになるんですよね。また「何が語られていないのか」を見る姿勢は、そのまま情報を見るときの自衛手段にもなりました。 技術の細かい解説よりも、「自分の判断がどこから影響を受けているのかを一度立ち止まって考えたい人」に向いている本だと思います。読んだあと、検索結果を見るだけでもちょっと距離が取れるようになるはずです。
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