風味の事典【電子書籍版】

風味の事典【電子書籍版】

ニキ・セグニット、曽我佐保子、小松伸子

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star総合評価 28/100
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この本について

料理って、レシピ通りに作っているはずなのに「なんか違う…」みたいな微妙なズレが出ることがありませんか。味の好みでも腕前でもなく、そもそも“何がどう味を決めているのか”がよく分からないまま作っているから迷子になる、ということが自分はずっとありました。 この本が面白いのは、味を「甘い・しょっぱい」みたいな教科書的な話で終わらせず、風味というもう一段細かい世界に下りていくところです。ラムとにんにく、ご飯と醤油みたいな“必然の組み合わせ”がなぜ成立するのかが言語化されていて、ただの相性表じゃなくて、風味の仕組みそのものを理解できる感覚があります。手元の食材を見て、代わりに何を合わせればまとまるかが少し読めるようになったのは、この本を読んだ後でした。料理が得意になるというより、失敗しにくくなる実感に近いです。 レシピの暗記ではなく、料理という言語の基礎をつかみたい人には合うと思います。毎日のごはん作りが“運頼み”になっている人ほど、静かに効く一冊でした。

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