
ドラッカーの時間管理術
吉松 隆
アチーブメント出版
この本について
仕事が終わらない日って、単純に量が多いというより「気づいたら細切れのタスクに時間を奪われていた」みたいな感覚がありませんか。予定は埋まっているのに、成果につながる仕事だけがなぜか進まない。僕もずっとこのモヤモヤを抱えていました。 この本が効いたのは、「時間を管理する」話というより、まず自分がどんな仕事に時間を使っているのかを直視させてくれたところです。記録するのは面倒ですが、一分単位でつけてみると、事前に想定していた働き方とまったく違う現実が浮き彫りになる。そこで初めて「何を捨てるか」が決められるのだと分かりました。さらに、成果につながる仕事は細切れの時間ではどうしても質が出ないから、物理的にまとまった時間を確保する工夫が必要だという視点も、自分には抜け落ちていました。 そして本の終盤で語られる“残された人生の時間をどう使うか”という問いが、意外なほど実務の判断にも効いてきます。仕事の優先順位が揺らいだとき、この問いを思い出すだけで選択がブレにくくなるからです。 タスクの多さではなく、「自分の時間の形」に違和感を持っている人にはとても刺さると思います。僕と同じく、日々の忙しさの正体がつかめないまま走り続けてしまうタイプには特におすすめです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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