
最新研究からわかる 学習効率の高め方: 英語学習者、受験生、教員、親向け
ふろむだ
この本について
勉強していると、「これだけやったんだから覚えてるはず」と思い込みたくなる瞬間がありますよね。実際は、同じページを眺め続けても、あとで思い出せないことばかりで、なんとなくモヤっと積み上がっていく。自分では頑張っているつもりなのに、成果と手応えが比例しないあの感じ、けっこうつらいです。 この本がおもしろいのは、「勉強」と「テスト」を分けて考えるだけで、学びの効率が大きく変わるところです。とくに刺さったのは、覚えたつもりの内容ほどテストを繰り返すべきだ、という点でした。満点取れた問題をもう一度解くなんてムダだと思っていたんですが、むしろその反復が“忘れにくさ”を作る核になる。反対に、覚えた内容の勉強を繰り返すのは、ほぼ効かないという事実にも、ちょっと背筋が伸びました。 さらに、「自分の感覚は学習効率の判断に向いていない」という指摘も、現場感がありました。がんばった実感と、実際に残っている知識量がズレてしまうのは、単に意志が弱いからじゃなく、脳の構造上そういうものだと知れるだけで、気持ちがだいぶ楽になります。 勉強しているのに成果の伸びが鈍い人、あるいは子どもや生徒の学習の付き合い方に迷っている人には、静かに効く本だと思います。自分の「がんばり方」を調整したいときに、そっと横に置いておきたい一冊でした。
読書インサイト
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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