
マーケティング視点のDX
江端浩人
この本について
DXに関わっていると、「結局なにから手をつければいいのか」「現場がデジタル化に前向きにならない」といったモヤモヤを抱えたまま時間だけが過ぎることが多いですよね。自分も、ツール導入の議論ばかり進んで、肝心の“誰のどんな課題を解決するのか”が置き去りになっていた時期がありました。 この本が助かったのは、DXを技術ではなく“顧客の変化に合わせた価値づくり”として捉え直してくれたところです。アドビのサブスク転換の話も象徴的で、デジタル化が目的ではなく、ユーザーの課題と向き合うことが売上にもつながるという点が腑に落ちました。また、Problemを起点にDXを設計する流れは、現場との会話で何を明確にすればいいのかを示してくれるので、自分の思考も整理されやすかったです。さらに、顧客とデジタルでつながる重要性の説明は、SNS運用やコミュニティづくりを「施策」ではなく「DXの土台」として見る視点をくれました。 ツール選定よりも“ユーザーがどう感じるか”を考える時間が欲しい人に刺さる本です。自社のDXが空回りしているように感じている人ほど、読みながら自分の現場に置き換える場面が多いと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
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