
「お話上手さん」が考えていること 会話ストレスがなくなる10のコツ
おばけ3号
この本について
会話って、相手の言葉そのものより「何を見て話しているか」がズレているせいで疲れることが多いですよね。相手は機能の話をしているのに、こちらは値段の話を返してしまう…みたいな、悪気のないすれ違い。私も日常でよくやってしまって、「なんか噛み合わないな…」と後から一人で落ち込むタイプです。 この本が面白いのは、「会話の軸を合わせる」という、会話そのものを整える視点をくれるところです。相手が何をテーマに喋っているのかを拾えるようになると、余計な気疲れが減るし、相手の本音も読みやすくなる。また、相手を見極めるときも、言葉そのものより“周辺情報”を見るという発想が役に立ちます。言葉選びや話題の質、どんな情報を欲しがっているかを手がかりにすると、相手のイメージ戦略に惑わされにくくなります。そして、強い言葉を浴びたときの「解毒」の仕方まで丁寧に書かれていて、これが地味に効きます。自分用のリセットスイッチを持っておく発想は、すぐに生活に持ち込めます。 会話が苦手というより、「気づけばいつも疲れている人」にはかなり刺さるはずです。コミュニケーションを“上達するもの”としてよりも、“無駄に消耗しないための設計”として捉えたい人にちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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