
最後の弟子が松下幸之助から学んだ経営の鉄則
江口克彦
フォレスト出版 / 2021-04-06
この本について
仕事に向きあっていると、「やってることは同じなのに、気持ちが摩耗していく日」と、「同じ作業でも不思議と前に進める日」がありますよね。自分のやり方が間違っているのか、周りにどう見られているか、正直わからなくなる瞬間が僕にもあります。 この本は、そういう迷いに対して、大声で励ますというより、「視点を少しずらしてくれる」タイプの一冊でした。たとえば、何を言っても3割は反対するし、7割は静かに見てくれている、という考え方。仕事で反応が薄かったとき、必要以上に落ち込まなくていい理由をもらった気がしました。また、行き詰まったときに改善ではなくゼロから考え直す、という姿勢も、日常の小さな判断に効いてきます。あと、「鏡に映る自分を拝む」という話は、外に答えを求めがちなときに、ひと呼吸置くきっかけになりました。 経営論の本ではあるのですが、根底にあるのは「人間をどう見るか」という話で、肩書きに関係なく使える視点ばかりです。自分の役割をどう捉えるか、誠実さをどう保つか、そんなテーマに静かに向きあいたいときにちょうどいいと思います。 特に、「正しいと思うことを続けたいけど、周りの声が気になる人」には刺さるはずです。僕自身も、読み終えてから仕事の景色が少しだけ澄んだ気がしています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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