
書くだけであなたの「強み」が見つかるノート
田中 祐一
SBクリエイティブ / 2021-07-21
この本について
自分の強みを言語化しようとすると、どうしても「自分には何ができるんだろう…」という内向きの問いばかり増えて、だんだん袋小路に入っていく感覚ありませんか。僕もまさにそのタイプで、自己分析のノートだけ増えて、行動に落ちない時期が長くて。そんなときにこの本を読んで、視点の置き場所がガラッと変わりました。 一番効いたのは、「相手のお困りごと」から逆算して強みを作っていくという考え方です。相手の現在・未来・過去をていねいに聞きながら、理想の状態まで言語化していく流れは、自分の思い込みを外す練習にもなります。しかも、相手が認識していない潜在的なニーズまで想像していく過程で、「特別なスキルがない自分でも役に立てることがあるかもしれない」と思えるようになりました。何を提供すれば価値になるのかが少しずつ見えてくる感覚があります。 もう一つ良かったのは、「誰に価値を届けるのか」を先に決めること。自分軸から入ると必ず迷子になるんですが、相手軸とライバル軸を整理してから自分軸をのせる手順は、思考の渋滞をほどいてくれます。相手以上に相手を心配する、という姿勢がそのまま行動につながるのも納得でした。 自分探しに疲れてしまった人よりも、「誰かの役に立ちたいけど、どこから手をつければいいのか曖昧なまま進んでいる人」にこそ刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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