
社長はメンタルが9割
押野満里子
かんき出版 / 2021-07-16
この本について
仕事でも人間関係でも、頭では「落ち着いて対応しよう」と思っているのに、実際は感情が先に動いてしまって、あとから自己嫌悪…みたいな日、ありませんか。僕もよくあります。無理して平気なふりをすると余計にしんどくなるし、感情を抑え込もうとするほど視野が狭くなるあの感じ、けっこう厄介なんですよね。 この本が面白いのは、「感情は抑えるものじゃなくて、まず“思っていい”と自分に許可するところからがスタート」という、肩の力が抜ける視点をくれることです。感情を整えると、思考や行動が変わるという話はよく聞きますが、著者はそれを“実際の場面でどうやるか”に落とし込んでくれます。たとえば本音を伝えるときは、感情をぶつけるんじゃなくて「私はこう感じた」という事実をテーブルに置くように話すとか、自分の弱さや欠点を隠さないほうが人間関係はむしろ整うとか、日常ですぐ試せる話が多いです。過去の出来事に「ダメな自分」のタグを貼り続ける癖がある人には、違うタグを貼り直すという考え方も刺さると思います。 僕自身、強がってしまう癖があるので、「弱さを見せられるほうが人は信頼される」という一文にはかなり救われました。完璧じゃないままでも前に進みたい人に、静かに効いてくる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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