
成しとげる力
永守 重信
サンマーク出版 / 2021-11-22
この本について
仕事でもチームでも、順調なときほど気が緩んだり、判断が人まかせになったりして、「自分はちゃんとやれているのか…」と妙な不安だけが残ることってありませんか。私も同じで、調子がいいときほど足元がふらつく感じがします。 『成しとげる力』は、そんなモヤモヤに対して、精神論ではなく「具体的に何をどうするか」を突きつけてきます。たとえば、大きな課題を細かく分解してひたすら潰していくという“千切り”の発想は、一見泥くさいのに妙に現実的で、行き詰まったときの突破口になりました。逆に、順風満帆なときこそ六つの悪い兆候が出やすい、だから先に変化してしまえという話も、耳が痛いけれど確かにその通りなんですよね。自分の力で考え抜き、失敗も含めて積み上げた経験だけが次の壁を超える力になる、という姿勢にも救われました。 そしてこの本が一番効くのは、「結果を出したいけど、根性論には頼りたくない」と思っている人だと思います。努力の量や気合いではなく、姿勢や仕組みをどう変えればいいかに焦点があるので、明日からの行動に落とし込みやすい。私自身、「今のやり方のままでいいのか」と立ち止まりがちなときに読み返す一冊です。こんなタイプの悩みに刺さる本だと思います。
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