
「お茶」を学ぶ人だけが知っている 凛として美しい内面の磨き方
竹田理絵
実務教育出版 / 2022-02-01
この本について
仕事のことで頭がいっぱいになっているのに、気持ちだけがざわざわして落ち着かない時ってありますよね。休もうと思っても、結局スマホを触って終わってしまい、心の乾きだけが残る感じ。自分もよくそのループに入りこんでしまうのですが、そんな時に救われたのが、この本で語られる「お茶がもつ心の保湿」という考え方でした。 お茶そのものというより、仕事とまったく関係のない行為に身を置くことで、少しずつ呼吸が整っていく感覚があるんです。丹田を意識してお湯を注ぐだけで、落ち着こうと力むより自然と静まっていく。結果として、張りつめていた思考がほどけて、新しいアイデアが出てきたり、誰かとの会話がやわらかくなったりする。自分の生活でも、これをきっかけに「整える時間」をつくりやすくなりました。 また、「和敬清寂」という姿勢は、完璧を求めるというより、どんな場面でも自分のペースを取り戻すための小さなヒントのように感じます。人と関わる時も、急に穏やかな人になれるわけじゃないけれど、意識の置きどころが変わるだけで衝撃の受け方が少しだけまろやかになる。そういう地に足のついた変化が、この本には散りばめられています。 忙しさに押し流されがちだけど、どこかで呼吸をやり直したい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの60%が集中しています。
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