
「人的ネットワーク」づくりの教科書
グロービス経営大学院 and 田久保 善彦
東洋経済新報社 / 2022-04-15
この本について
人とつながることが大事なのは分かっていても、「どこから動けばいいのか分からない」「そもそも自分なんかが踏み込んでいいのか」と、最初の一歩でつまずくことってありますよね。僕もずっとそうで、結局ひとりで考え込んでしまうことが多かったです。 この本は、そんな“最初のもやもや”に手を伸ばしてくれるタイプで、いきなり大きく動く必要はなく、まずは小さな成功体験を積み重ねていくことが土台になる、と丁寧に教えてくれます。また、「知らないことが不安なら、まず調べてみる」という現実的なステップを示してくれるのも助かりました。考えるだけでは変わらなかった部分が、少しずつ行動に変換されていく感じがあります。 もう一つ印象に残ったのは、弱いつながりをどう扱うか、という視点です。完璧な人脈づくりではなく、自分の興味や志がどこにあるかを知ったうえで、ゆるく関係を広げていく。その結果として、思いがけない情報や機会が巡ってくることがある。この“再現性のあるつながり方”に落ち着いた説明が、個人的にはすごく納得できました。 自分の世界を少し広げたいけれど、無理して社交的になりたくはない人に、ちょうどいい視点をくれる本です。
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