
読解力を身につける (岩波ジュニア新書)
村上 慎一
岩波書店 / 2020-03-19
この本について
ときどき、自分の言葉がうまく出てこなかったり、人の意図を取り違えてモヤっとしたりしませんか。仕事でも日常でも、「なんとなく分かった気になってるだけかもしれない…」という不安がじわっと残るあの感じ。僕自身、読む量は多いのに理解が深まっている実感が持てず、ずっと引っかかっていました。 この本を読んでいて刺さったのは、読解力が「読む技術」だけの話ではなく、聞く・話す・書くすべての土台になるという指摘です。言葉で考える以上、言葉の使い方を雑にすると思考そのものが曖昧になる。だからこそ、一段落に一つだけ線を引くなど、文章を精密に追いかける習慣がそのまま頭の整理につながっていく。大げさな魔法でもなく、具体的な「やり方」が書かれているのがありがたいところです。 もう一つ大きかったのは、読解とは想像力と考える力の訓練だという話。書き手の立場や心情を一度自分の中に入れてみると、文章の裏側が見えてきて、こちらの思考も一段すっきりする感覚がありました。自己の心をつかむには、まず他者の言葉を確かに受け取ること。その当たり前が、実はできていなかったんだと気づかされました。 文章を読む時間はあるのに、理解が曖昧なまま流れていく人に刺さる一冊だと思います。丁寧に読むことが、日々の会話や仕事の判断にも直結していたんだと、あとからじわじわ効いてきました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




