
不動産投資で組み立てる 富裕層のための資産防衛戦略
鈴木子音
幻冬舎 / 2022-07-28
この本について
不動産投資って、「立地が大事なのは分かるけど、実際どこを選べばいいのか分からない」とか、「融資って怖いし、そもそも誰に相談すればいいのか…」みたいなところで足が止まる人、多いと思います。僕自身も、数字や専門用語よりも、まず“失敗したくない”気持ちのほうが先にきて動けなくなるタイプです。 この本は、そんなモヤモヤに対して、派手な成功談ではなく“判断の基準”を丁寧に置いてくれる印象でした。たとえば、一棟物件なら自分で修繕や売却のタイミングをコントロールできる話は、将来の資産計画に悩む人にはかなり現実的に響くはずです。また、レバレッジへの不安に対しても、金利とイールドギャップの関係を踏まえて「どこまで借りてもいいのか」が腹落ちする形で説明されていて、感覚頼りの判断から抜け出せます。さらに、立地選びを“土地勘のあるエリアに絞る”というシンプルな助言は、迷ったときに一気に選択肢を整理してくれるので、実際の行動にもつなげやすいです。 全体として、富裕層向けと書かれてはいるものの、“資産を守りながら増やすために、どんな物件や会社を選ぶべきか”という考え方は、規模に関係なく役に立つ内容でした。特に、物件そのものよりも「流動性」と「長期の視点」をどう確保するかに悩んでいる人には刺さると思います。 派手さよりも、現実に足をつけて判断したい人向けの一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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