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知らないと後悔する 日本が侵攻される日 (幻冬舎新書)

知らないと後悔する 日本が侵攻される日 (幻冬舎新書)

佐藤正久

累計読者数2
平均ハイライト数 21.5件/人
star総合評価 54/100
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この本について

最近、「もし本当に何か起きたら、自分の暮らしってどう変わるんだろう」とぼんやり考えることが増えました。ニュースは毎日流れてくるのに、どこまで本気で受け止めればいいのか分からない。僕もずっとその曖昧さを放置してきた側です。ただ、この本を読むと、あのモヤモヤが少し輪郭を持ち始めます。 刺さったのは、脅かすための話ではなく、現実の「力関係」や「準備の差」が淡々と描かれているところです。例えば、中国がなぜ沖縄の太平洋側に原子力潜水艦を潜らせたいのか、なぜ台湾に固執するのか。その背景には地形に基づく利害や、米海軍の動きを抑えたいという計算が具体的に積み上がっている。こういう“理由のつながり”を知るだけで、ニュースの見え方がだいぶ変わります。 もう一つ大きかったのは、日本がどれだけアメリカ依存で成り立っているかを、条約の文言レベルまで引き下げて説明してくれるところです。「永遠に助けてくれる」とはどこにも書いていないという指摘は、他人事のように考えていた自分を静かに揺さぶってきます。そして、尖閣や北方領土の動きが“ただの嫌がらせ”ではなく、戦略的な既成事実づくりだと理解できると、日々のニュースの温度が少し変わります。 もしあなたが「国際情勢は気になるけど、専門用語ばかりはしんどい」というタイプなら、この本は状況を“自分ごととして考える入口”になると思います。僕にとっても、怖がるためではなく、判断力を取り戻すために役立った一冊でした。

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