
中小企業診断士になって「年収1億」稼ぐ方法
長尾 一洋
KADOKAWA / 2025-04-28
この本について
独立や副業でコンサルの道を考えると、「結局どこまでいっても時間の切り売りなんじゃないか」「そもそも自分に合うクライアントと出会える気がしない」とモヤモヤすることが多いと思います。僕も同じで、資格を取れば状況が一気に変わるわけではない現実に、何度も足が止まりました。 この本が面白いのは、そういう“資格の後ろ盾への期待”をやさしく裏切ってくれるところです。成功の本質は、資格そのものより「良いクライアントに出会う仕組みをどう作るか」という、極めて現実的な視点にあります。自分を売るのではなく、ノウハウを商品にして提示することで営業が楽になる話や、クライアントの業務に深く入り込むことで事例の引き出しが増え、結果として評価につながる流れは、明日からの行動レベルで想像しやすいはずです。 さらに、著者が繰り返し言う“当事者意識”の話も刺さりました。社員が株を持ち、利益が出れば配当が出て、純資産が増えるという構造がそのまま主体性を生む。これは経営者だけでなく、コンサル側にとっても示唆があります。相手企業にどこまで本気で入り込むのか、その覚悟を問われているように感じました。 中小企業診断士を目指す人だけでなく、「自分の専門性をちゃんと仕事に変えたい」と思っている人に静かに効く本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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