
稲盛和夫の実学 新装版 経営と会計 (日経ビジネス人文庫)
稲盛和夫
日経BP / 2025-10-03
この本について
仕事で数字を扱っていると、「ちゃんと管理しているつもりなのに、どこかザルなんじゃないか…」みたいな不安がふっと出てきませんか。売上は伸びているのに、なぜかお金が残らないとか、現場任せの仕組みが本当に機能しているのか分からないとか。僕自身、小さな判断の積み重ねが経営全体にどう効いているのか見えずにモヤっとしていました。 この本は、そういう曖昧な部分を容赦なく具体化してくれます。たとえば、入出金や印鑑管理の話は「そこまでやるのか」と思う反面、自分の会社やチームにも似たほころびが必ずあると気づかされるし、在庫の棚卸を社長自身が見るべきというくだりは、「数字は机の上だけでは完結しない」という当たり前を思い出させてくれます。また、「売上を増やしながら経費を減らす」という一見無茶な原則も、固定費や値決めの話とセットで読むと、単なる精神論ではなく実務の話として腑に落ちます。 結局のところ、この本が効くのは「経営って“気合”よりも“仕組みと目の細かさ”なんだよな…」と感じている人だと思います。派手な名言はないけれど、日々の仕事の中で何を見落としているのかを静かに突き付けられる一冊でした。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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