
マーク・ザッカーバーグ 史上最速の仕事術
桑原 晃弥
SBクリエイティブ / 2011-07-22
この本について
仕事の判断に迷ったときって、「これでいいのか」と自分の基準そのものがぐらついてしまう瞬間がありますよね。頑張っているつもりなのに、どこか空回りしている感じとか、時間だけが溶けていく焦りとか。僕自身、タスクよりも“自分の軸”のほうが分からなくなることが多くて、そんなときに読んだのがこの本でした。 ザッカーバーグの言葉や周囲の人物のエピソードが多いのですが、単なる成功談というより、「どう判断し、どう動くか」という思考の癖がすごく具体的に描かれています。たとえば、間違ったと気づいたら引き延ばさずにすぐ対処する姿勢とか、複数の選択肢を常に持って計画変更に即応する柔らかさとか。僕はここが特に刺さって、日々の仕事でも「一度決めたから引き返せない」という思い込みが少し減りました。また、情熱を持てるテーマじゃないと粘れない、という話もその通りで、雑務に追われていると忘れがちな“自分がなぜやるのか”を思い出させてくれます。 この本は、派手な成功法則よりも、淡々と続ける力や判断のスピードをどう作るかに視点が寄っています。特に、根拠のない楽観でまず動いてみる、という考え方は、慎重になりすぎる自分にとって良い刺激でした。 「自分の判断をもう少し強くしたい」「軸が揺れると仕事が止まるタイプだ」という人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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