
DREAM WORKPLACE(ドリーム・ワークプレイス) ― だれもが「最高の自分」になれる組織をつくる
ロブ・ゴーフィー, ガレス・ジョーンズ, and 森由美子
英治出版 / 2016-11-13
この本について
最近、職場で「何を大事にして働けばいいのか」がぼんやりしてしまうことが多いんですよね。数字を追うだけじゃ気持ちは上がらないし、かといって理想論だけ振りかざしても現場は動かない。そんな宙ぶらりんな感覚のまま、組織や働き方について考え続けている人は多いと思います。僕もそのひとりです。 この本が効いたのは、「組織は完璧にはコントロールできない」という前提に立ちながら、それでも現実的にできることを示してくれるところでした。たとえば、情報を出し惜しみしない透明性は、チームの信頼を底上げする土台になるという話。理想を語る前にまずこれだよな、と腑に落ちました。もうひとつは、リーダーが無理に“意味づけ”を作るんじゃなく、組織の中にすでにある大義を見つけにいくという視点。背伸びせずに現場から始められるのがありがたいです。そして個人の成長がパフォーマンスを押し上げるという指摘も、経験的にわかるからこそ、改めて言語化された感じがありました。 派手な処方箋ではないけれど、自分の職場をどう「働きたい場所」にしていくかを静かに考えたい人に向く本だと思います。特に、チームをまとめる役割なのに、上からの理想像に自分が追いついていない気がしている人には、ちょうどいい距離感で読めるはずです。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの73%が集中しています。
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