
脱「臆病」入門
松本 圭介
すばる舎 / 2012-02
この本について
人と比べて落ち込んだり、ちょっとした失敗で必要以上に自分を責めたり、誰かの視線が気になって動きが固くなる瞬間ってありますよね。やらなきゃと思っているのに、心が勝手にブレーキを踏んでくる感じ。僕もけっこう長くつきあってきた悩みです。 『脱「臆病」入門』は、そのブレーキの正体を言語化してくれる本でした。臆病さを「自信不足」「自意識過剰」「存在の不安」という3つの働きに分けて説明してくれるので、漠然と自分を責めていた気持ちがほどけていきます。たとえば、苦手な相手に反応してしまう理由が、「相手に何かを脅かされる気がしただけ」という視点は、自分でも驚くくらい当てはまることが多かったです。また、不安で焦っているときほど「将来の結果ばかり見て、今やるべき行為に集中できていない」という指摘は、試験前のソワソワにも、仕事の締切にもそのまま使えます。 この本は、臆病をなくすというより、「臆病とどうつきあうか」を手渡してくれる感じです。誰かを批判しない姿勢を持つことや、まず状況を正確に言葉にしてみることなど、明日からできるレベルで具体的なのがありがたいところでした。 「自分の気持ちと行動がずれることに疲れている人」に、特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
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