
「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない (朝日新書)
安藤 俊介
朝日新聞出版 / 2011-09
この本について
最近、ちょっとした一言や表情に過敏に反応してしまって、後から「なんであんなにイラついたんだろ…」と自己嫌悪になること、ありませんか。僕はわりと頻繁にあります。仕事中にカチンときて、頭では冷静にしたいのに、気持ちが勝手に走り出す感じ。あれが本当にしんどい。 この本を読んで救われたのは、「怒りの扱い方って、生まれつきじゃなくて技術なんだ」と腑に落ちたことでした。たとえば、怒りが立ち上がりそうな瞬間に「いまはやめておこう」と自分に言えるだけで、衝動の波がかなり弱まります。言葉ひとつで変わるって、実際にやると驚きます。それから、すぐに反応しそうなときにタイムアウトを宣言するという発想。逃げるんじゃなくて、ちゃんと戻る前提で距離を置く。このリアルさが助かりました。最後に、怒りの「意味づけ」を探すパート。自分の場合、相手ではなく、勝手に自分が自分を追い詰めていたことに気づけたのは大きかったです。 怒らない人になる必要はないと思いますが、怒りに振り回されない工夫を持っておくと、日常がかなり軽くなります。忙しい日々の中で、気づけばイライラの回数が増えている人には特に刺さると思います。僕と同じように、怒りで消耗する時間を少しでも減らしたい人には、静かに効いてくる一冊でした。
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