
ウェアラブルは何を変えるのか?
佐々木俊尚
この本について
技術のニュースを追っていると、「言葉は分かるのに、自分の生活とどうつながるのかが見えない」というモヤモヤがありませんか。ウェアラブルもまさにその代表で、便利そうだけど、結局なにが変わるのか…と足が止まることが多いと思います。僕も同じで、スマートウォッチの通知を減らすかどうかで延々悩んだりしています。 この本が面白いのは、ウェアラブルを“ガジェット”としてではなく、人の身体や環境そのものがネットワークに接続されていく流れの中で位置づけているところです。操作のしやすさを超えて、体験そのものがどう設計されるかという視点が丁寧で、タブレットを使って「こっちの方が直感的だ」と感じるあの瞬間がなぜ生まれるのかまで踏み込みます。また、センサーが身体にどんなフィードバックを返せるのか、健康管理にどう落ちるのかが具体例で語られていて、未来の話なのに妙に生活感があるのがありがたいところです。さらに、「ネットワークを構築するデザイン力」が勝敗を決めるという視点は、技術の表面だけ追っていると抜け落ちがちな観点で、ものづくりや企画に関わる人には刺さるはずです。 ガジェットの話を超えて、「自分の暮らしや仕事とどうつながるのか」を知りたい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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