
効率が10倍アップする新・知的生産術
勝間 和代
ダイヤモンド社 / 2007-12-13
この本について
仕事の話をするとき、「途中から相手の表情が曇る瞬間」がありませんか。自分では筋道立てて話しているつもりなのに、どこか噛み合わない。説明の前提がズレていたり、情報をそのまま投げているだけだったりして、あとで反省する…そんなこと、僕もよくあります。 この本が面白いのは、知的生産を“根性論”ではなく、日常のごく細かい行動レベルに落とし込んでいるところです。たとえば、話し始める前にまず全体像を決め、相手の理解度を測り、フレームワークで分解するクセをつける。これだけでも、相手の反応が驚くほど変わります。さらに、インプットした内容を自分の言葉で組み替えてみるとか、五感で覚えるように小さな実践を重ねるなど、「あ、これなら明日から試せる」と思える工夫が多いんですよね。 読者が保存していた抜粋にも、著者との対話のように読む方法や、自分のテーマを持ちながら情報を拾いにいく話がありましたが、どれも“整理されない情報に振り回される自分”から抜け出すための視点ばかりでした。ITツールを補助脳として使う考え方も、一度ハマると戻れない便利さがあります。 自分の思考をうまく扱えずにモヤモヤしている人、特に「説明下手をどうにかしたい」「情報に追われる毎日から抜け出したい」と感じている人には、かなり刺さると思います。自分の明日を、今日より少しラクにするための現実的なヒントが詰まった一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
読書の順序
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