
御書と師弟1
池田 大作
この本について
仕事でも人間関係でも、同じところでつまずいてしまう時ってありますよね。頑張っているつもりなのに手応えがなくて、「自分の限界ってここなのかも」とふと弱気になってしまう。僕もよくその沼に落ちます。でも抜け出そうともがいている最中に、この『御書と師弟1』の言葉が、妙に現実的な支えとして効いてきました。 この本が面白いのは、「国土を変える」みたいな大きな話をしているようで、実はすべて“自分の一念をどう扱うか”に落ちていくところです。過去の因に振り回されがちなときに、「今の境涯を少しでも上げれば過去さえ変わる」という視点は、逃げ道ではなく、小さな行動に戻っていくための現実的な足場になりました。また、苦しい時ほど第二波、第三波と挑戦を重ねることが大事だという話も、努力が一発勝負じゃないという安心をくれます。限界を感じる瞬間こそ、自分の殻を破るチャンスなんだと腑に落ちました。 さらに、師弟というテーマも印象的でした。誰かの姿勢に触れ、自分の中の弱さや無明と向き合わざるを得なくなるあの感覚。そこから行動が変わる経験がある人なら、この本の言葉がすっと腹に落ちると思います。結局、自分が変われば周囲が変わるというあたり前のことを、無理に鼓舞するのではなく、淡々と積み重ねる道として示してくれています。 迷いながらでも前に進みたい人。特に「自分を変えたいのに変わりきれない」と感じている人には、静かに背中を押してくれる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
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