
決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書)
國貞 克則
この本について
決算書を読もうとすると、数字は追えているはずなのに「結局、この会社は大丈夫なのか?」が判断できないまま終わってしまうことがあります。売上は伸びているのに現金が減っていたり、利益が出ているのに手元にお金がない理由がうまくつかめない……。僕自身もずっとそこがモヤモヤの原因でした。 この本が助かったのは、「BS・PL・CFがどうつながっているのか」を“感覚として”つかめるようになったことです。利益剰余金が何を意味しているのかとか、PLで利益が出ても現金が増えない理由とか、当座比率が何を示しているのかといったところが、具体的な動きとセットで理解できます。特に、残高試算表を上下にパカっと分けるとBSとPLになるという説明は、数字の世界の構造が急に立体的に見えてきました。 さらに、売掛金や在庫が不自然に増えているときに「何か変だぞ」と気づけるようになるなど、実際の仕事での違和感の拾い方にもつながります。PLだけ見れば安心、ではなく、BSとCFから会社の呼吸のようなものを読む感覚が少しずつ育つ本です。 決算書の勉強をしてきたつもりなのに、自分の中ではまだ「点」でしか理解できていない気がする人に特に刺さると思います。僕にとっても、数字の意味をようやく自分の言葉で説明できるようになるきっかけになりました。
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ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの42%が集中しています。
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