
What Should Every EFL Teacher Know? (English Edition)
Paul Nation
この本について
英語を教えていると、「準備しても授業が散らかる」「生徒にどこまで教え込むべきなのか」がずっとモヤモヤしたままになることがあります。頑張って説明しても、実際の力になっている実感が薄いまま進度だけが進んでいく……自分も何度も同じ壁にぶつかりました。 この本が刺さったのは、教え手の「全部教えなきゃ」という思い込みをそっと外してくれたところです。例えば、意味に集中して読む・聞く時間、話す・書く時間、言語形式に向き合う時間、そして流暢さを鍛える時間を、だいたい同じくらい入れるだけで授業の軸が整う、という視点。さらに、ペアでの会話や問題解決タスク、スピードリーディングのような“とにかく使ってみる”活動が、意外なほど効率よく学習を進めるという点も、腑に落ちました。特に「先生は教えすぎる」という指摘は、身に覚えのある人には刺さるはずです。 また、子どもや初級者には「とてもやさしい素材」で大量に読む・聞くほうが力になること、親やクラスメイトとのペアリーディングが負担を減らすことなど、現場にすぐ持ち込める提案が多いのもありがたいところです。新しいテクニックより“計画の置き換え方”を教えてくれる本なので、教える側の疲れも減ります。 授業の土台を見直したい人、教え込みに疲れた人にとっては、静かに効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの67%が集中しています。
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