
この一冊でわかる! アクティブラーニング
小山 英樹, 峯下 隆志, and 鈴木 建生
PHP研究所 / 2016-06-23
この本について
勉強会でも仕事の打ち合わせでも、「話しているのに伝わってない」「教えているはずなのに相手が動けない」みたいな場面ってありますよね。自分もよくあります。相手の問題なのか、自分の伝え方なのか、どこを直せばいいのかがわからないまま、同じことを繰り返してしまう感じです。 この本は、そんなモヤモヤに対して“学習の構造そのものを見直す”視点をくれます。たとえば、ただ講義するだけでは定着が5%と言われるのに、体験や説明を組み込むだけで定着率が一気に変わるという話は、日常の教える場面にもそのまま使えました。さらに、相手を問い詰めるのではなく「何が邪魔しているんだろう?」と開いた質問に切り替えるだけで、相手の心が“武装モード”から“成長モード”に切り替わる感覚も実感しやすいです。あと、「勉強を頑張る」みたいに曖昧な塊を「今晩30分英単語」まで砕くチャンクの考え方は、自分のタスク整理にも効きました。 全体として、教える技術というより「寄り添う案内人」としてどう関わるかを扱っていて、相手を“育とうとする存在”として見る姿勢が軸にあります。だからといって理想論ではなく、姿勢や声の使い方、沈黙の扱い方など、明日から試せる動きが多いところがありがたいです。 自分の教え方に違和感を抱えている人、もしくは“相手が動ける関わり方”を知りたい人にはかなり刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの44%が集中しています。
読書の順序
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