
Communities of Practice: Learning, Meaning, and Identity (Learning in Doing: Social, Cognitive and Computational Perspectives) (English Edition)
Etienne Wenger
Cambridge University Press / 1999-09-28
この本について
仕事でも日常でも、「自分はどこで学んでいるんだろう」とモヤッとすることがよくあります。研修でも本でもなく、でも現場で勝手に身についたとも言い切れない。そういう“学びの正体”がつかめないまま迷子になる感覚、僕自身ずっとありました。 この本が面白いのは、学びを個人の成果ではなく「人と関わりながら共同でやっている実践の中で生まれるもの」として描いてくれるところです。自分が属している小さなコミュニティを思い浮かべるだけで、なぜそこで成長したのか、逆に停滞したのかが言語化されていく感覚があります。ブローカーという役割の説明も刺さって、複数のコミュニティを行き来しながら橋渡しをする人が、なぜ現場で価値を生むのかが腑に落ちました。また、普段はなんとなく感じていた「組織の価値観」や「役割のラベル」の扱い方も、固定化されたものではなく、実践の中で交渉され続けるものだとわかると、少し肩の力が抜けます。 自分がどんな場で育ってきて、今どんな場にいるのかを丁寧に確かめたい人に合う本です。学びに対する見方が少し変わると、毎日の仕事の意味づけも変わってくるんだなと実感しました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの91%が集中しています。
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