
外資系コンサルの仕事を片づける技術
吉澤 準特
ダイヤモンド社 / 2013-06-13
この本について
仕事の場で「なんでこんなに話が噛み合わないんだろう」とか、「段取りが崩れるのは自分のせいなのか…?」みたいな小さなストレス、積み重なりますよね。自分も会議後にモヤモヤだけ残って、何が問題だったのか整理できずに帰る日が多かったです。 この本が効くのは、その“原因の正体”を、思い込みではなく事実ベースで見直す視点をくれるところです。たとえば、前提・仮定・結論で分けて話すPACの整理は、曖昧な議論をほぐすときに本当に役立ちましたし、BATNAやZOPAの考え方は、上司や関係者の「譲れる範囲」を見極める目を育ててくれます。さらに、締め切りが守れない理由を“根性不足”ではなく“見積もり精度”として扱うあたりも、個人的には救われました。自分の問題を責めるのではなく、仕組みを組み直せばいいだけなんだと。 全体として、仕事の整理やコミュニケーションを「センス」から「再現できる行動」に落としてくれる本です。小学6年生に伝わるレベルまでシンプルに説明する、という視点も、資料作りで迷走しがちな人にはかなり効くと思います。 「やる気はあるのに、仕事でムダな詰まり方をしてしまう自覚がある人」にこそ刺さる一冊です。
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