
貯金が1000万円になったら資産運用を考えなさい
内藤忍
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2013-08-10
この本について
資産運用のことを考えるとき、「結局なにから手をつければいいのか…」というモヤモヤがつきまといますよね。投資信託を積み立てればいいのか、外貨を持つべきなのか、まとまったお金ができたら商品も変えるべきなのか。自分も同じところで何年も立ち止まっていたので、このあたりの判断の軸をつくるのが一番しんどいと感じています。 この本が助けになるのは、そうした迷いを“ざっくり整理してくれる”ところです。たとえば、日本に資産を集中させるリスクをどう避けるのかについて、外貨や海外資産という現実的な選択肢を示してくれますし、金額が増えたときに同じ配分でも商品を変える理由も、手数料や仕組みを踏まえて説明されています。また「結局なにが成果を左右するのか」という問いに対して、アセットアロケーションがいちばん効くという話は、自分の判断基準をつくるうえでかなり腹落ちしました。 一本の“正解”を押しつける本ではなく、資産が500万円でも1000万円でも「どう配分を考えるか」という思考の土台を置いてくれる本です。投資の細かいテクニックよりも、まず全体像をつかみたい人に刺さると思います。 これから運用額が大きくなることを見据えて、選び方の筋道をつくりたい人にはちょうどいい一冊でした。
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