
経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて
山崎元
Gakken / 2024-02-13
この本について
働き方やお金のことを考えるとき、「このまま時間だけ売っていて大丈夫なんだろうか」と不安になる瞬間ってありますよね。自分の市場価値がどこに向かっているのか、転職や副業のタイミングは本当に合っているのか、判断に迷うまま日々が過ぎていく感じ。僕もずっとそのモヤモヤを抱えたまま働いていました。 この本は、その不安に対して突拍子もない励ましをくれるわけではなく、現実的な視点で「こう考えると道が少し見えるよ」と示してくれる存在でした。特に、自由度の高い働き方を目指すなら“適度なリスクを取る姿勢”と“他人と同じでいない工夫”が欠かせないという話は、自分の行動を具体的に見直すきっかけになりました。また、株式で稼ぐと言っても投資の話ではなく、ストックオプションや早い段階のベンチャー参加など、生き方としての選択肢として語られている点が新鮮でした。 さらに、人の幸福の多くは「承認されている感覚」だという指摘も、働き方を考えるときの軸として意外と効いてきます。収入や肩書きだけでは説明できない、自分の機嫌の良さとのつながりが腑に落ちる瞬間がありました。 今の会社にとどまるべきか、転職や副業に踏み出すべきか、選択肢が多くて動けない人にほど刺さる一冊だと思います。自分の時間と労力をどこに投じるか、現実的に考えたいときに静かに効いてきます。
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