
山崎元のライフマネジメント 幸せな人生のための基本戦略
山崎元
Gakken / 2025-04-02
この本について
最近、「この働き方のままで将来大丈夫なのか」とか、「社会の変化が速すぎて、何を基準に判断すればいいのか」みたいな不安を抱えている人、多いと思います。僕も同じで、将来像を描こうとしても、感情や希望的観測が邪魔をして、なかなか冷静に考えられなかったりします。 山崎元さんの『ライフマネジメント』は、そういうモヤモヤに対して、やたら前向きなスローガンを投げるのではなく、まず「日本社会のゲームのルール」を見よう、と促してくれる本でした。たとえば、テレワークで可視化された“個人の成果”の比重や、日本社会の「失敗に厳しい構造」を受け入れたうえで、どう動くかを考えるところが特徴です。変化を怖がるのではなく、自分を一つの会社として扱い、人的資本と資産の両方を流動的にしておく。そうすることで、局面ごとの身動きが取りやすくなる、という視点がかなり実用的でした。 さらに、お金まわりの話も容赦がなくて、外貨建て保険や分配型投信を「ほとんど即刻解約」と言い切るあたりも、逆に信頼できました。長い人生を前提にする時代だからこそ、曖昧な安心感より、自分の数字で考えられるようになった方が楽なんだと思います。 社会に振り回されている自覚がある人、あるいは“何を基準に選べばいいか”で立ち止まりがちな人には、特に刺さる本です。自分の判断軸をつくりたいときの土台として、かなり心強い一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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