
ムカつく相手にもはっきり伝えるオトナの交渉術
バルバラ・ ベルクハン、小川 捷子
CEメディアハウス / 2011-04-22
この本について
人と話していて、「なんで自分ばかり我慢してるんだろう」とか、「断られただけなのに、人格まで否定された気がする」とか、そういうモヤっとした感覚が抜けないときがあります。相手に強く出たいわけじゃないけれど、自分の気持ちだけが置き去りになる感じ。私自身もずっとここでつまずいていました。 この本が効くのは、そんな「相手との距離感がうまくつかめないとき」です。たとえば、相手の返事と自分の価値を切り離す考え方は、気持ちがすっと軽くなりますし、「ノー」を個人攻撃として受け取らないための“保護シールド”の考え方は、日常でかなり使えます。さらに、自分の望みを短くはっきり伝えることや、内なる批評家の声を鵜呑みにしない姿勢など、行動レベルで変えられるヒントが多いのも特徴です。相手をねじ伏せる交渉ではなく、自分を守りながら話すための実践的なコツが並んでいます。 相手の顔色を読みすぎて疲れてしまう人、自分の意見を出すときに体が固まる人には、とくに刺さると思います。私も「頼んでいいんだ」と思えるようになってから、職場での小さなやり取りがだいぶ楽になりました。誰かを説得するためではなく、自分を大事にしながら会話したいときにそっと支えてくれる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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