パーフェクトソフトウエア

パーフェクトソフトウエア

ジェラルド M ワインバーグ and 伊豆原 弓

日経BP / 2010-05-31

累計読者数4
平均ハイライト数 8件/人
star総合評価 40/100
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この本について

テストしてもしても「これで本当に大丈夫なんだろうか…」という不安、けっこうつきまといませんか。現場で期限は迫るし、上からは品質を聞かれるし、自分の中でも何をもって“十分”と言えるのかが曖昧なまま走っている感じがあります。僕もずっとそのモヤモヤを抱えていました。 『パーフェクトソフトウエア』は、その不安をごまかさずに正面から扱ってくれる本でした。まず「テストでは正しさを証明できない」という前提を突きつけられることで、完璧を追いかけるより“サンプリングとしてどう全体を押さえるか”に意識が切り替わります。それから、既知のバグをあえて混ぜるシーディングの話など、限られた時間でどれくらい“まだ残っているのか”を推定する現実的な視点も勉強になりました。そして、一番刺さったのは品質を「誰にとっての価値か」という軸で問い直す場面で、恐怖ではなく判断として優先度を語るための土台が見えたことです。 完璧なテストなど存在しない、と割り切りたいわけじゃなくて、どう折り合いをつければいいか悩んでいる人に向く本だと思います。僕と同じように、現場で判断を求められるたびに肩に力が入ってしまう人には、かなり現実的な助けになる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ワインバーグは「テストとは、製品の品質についての情報を収集し提供することである」と説いています。テストの結果は幾通りもの解釈が可能であり、とかく人は置かれた立場によって、自分の都合の良いように考えてしまいがちです。 そうした「人間の甘さ」にくぎを刺しながらも、テストの難しさを自らが一番良く知るワインバーグの、エンジニアへの愛情が感じられる一冊です。
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