
問題解決に効く 「行為のデザイン」思考法
村田 智明
この本について
仕事でプロダクトや企画を考えるとき、「なんでこんなに使いにくいんだろう」「自分の作っているものも、どこかで誰かの行動を止めてないか…」みたいな不安がふと出てきませんか。便利なはずのデバイス設定に延々と時間を奪われたり、意味不明なエラーコードに振り回されたりすると、モノと人の関係って本来こうじゃないよなと思ってしまいます。 この本が面白いのは、そこを“感覚論のデザイン”ではなく、人の行為を時間軸でたどるところから見直す点です。まずプロダクトの周囲で起こる「バグ」を観察し、なぜ行為が止まるのかを探る。さらに、ユーザーが最初に触れるインターフェイスに着目し、文化や作法まで含めた関係性で捉え直す。そうすると、見た目の美しさだけでは拾えなかった「ユーザーの動き」の本質がだんだん見えてきます。 読んでいて、自分の仕事でも“下流で形を整える”だけでは限界があるなとあらためて感じました。時間軸を想像しながら、人・モノ・情報の接点を一つずつ確かめるだけで、改善のヒントが意外なところから出てくる。そんな実感をくれる一冊です。 プロダクトやUIに限らず、「人の行動を止める理由を丁寧に見たい人」に特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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