
EAT&RUN 100マイルを走る僕の旅
スコット・ジュレク, スティーヴ・フリードマン, 小原 久典, and 北村 ポーリン
NHK出版 / 2013-02-25
この本について
走っていると、フォームがこれで合っているのかとか、時間が作れず習慣にならないとか、他のランナーと比べて落ち込む…そんな小さなモヤモヤが積み重なります。僕も同じで、走るたびに自分のクセや弱さが気になってばかりでした。 『EAT & RUN』が面白いのは、著者がそうした迷いを力技ではなく「現実的に試しながら整えていく」姿勢で語っているところです。たとえば着地の話も、理想のフォームを押しつけるのではなく、重心の真下に置くという“場所”の考え方に戻してくれる。呼吸も、いきなり難しいことは言わず、まず仰向けで本をお腹に乗せるところから始める。トレーニングも、速い人に抜かれる環境の中で、比べる相手を「昨日の自分」に切り替える練習から始まる。どの話も、体だけじゃなくて心のクセごとほぐしてくれる感覚があります。 走る時間をつくる工夫や、通勤ランのような生活との“組み合わせ方”が書かれているのも現実的で、読んで終わりになりません。僕自身、時間の言い訳が減って、短い距離でも走りやすくなりました。 「速くなりたいわけじゃないけど、もう少し気持ちよく走れるようになりたい人」に静かに響く一冊だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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