
ちょっと待った!! 社長! ハイハイ言うこと聞いても銀行は御社を守ってくれません!
篠崎 啓嗣
すばる舎 / 201309
この本について
経営していると、銀行とどう向き合えばいいのか、いつもモヤッとしませんか。担当者は優しいことを言うけれど、本音ではどう思っているのか分からない。こちらも毎月の試算表が遅れたり、資金繰り表を融資のときだけ慌てて作ったりして、「この状態で信用してもらえるのかな」と不安になったりします。僕自身もずっと同じことで悩んでいました。 この本が効くのは、銀行を“味方か敵か”で捉えるのではなく、“相手の判断軸がどこにあるか”という視点をくれるところです。たとえば、預貸率や不良債権比率といった銀行側の事情を知るだけで、なぜ突然スタンスが変わるのかが腑に落ちますし、支店長クラスが見ている「1社ごとの採算」の話は、こちらの資料作りの優先順位をあらためて考えさせられます。月次決算を早める意味も、融資のためだけではない理由が見えてきます。派手なテクニックではなく、「これだけは押さえておくといい」という現実的なポイントが多いのもありがたいところでした。 銀行と対等に話したいけれど、何から整えればいいか分からない人に特に刺さる本です。僕もまだ迷う日ばかりですが、相手の仕組みを知るだけで、無駄に振り回される感じはだいぶ減りました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの42%が集中しています。
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