
99%の社長が知らない銀行とお金の話
小山昇
あさ出版 / 2015-11-25
この本について
資金繰りの話って、正直「なんとなく分かった気になってるけど、本当に合ってるのか不安」という瞬間が多くないでしょうか。銀行にどう見られているのかも分からず、金利交渉も返済のタイミングも、なんとなく“場当たり”になりがちで、どこで判断すればいいのかモヤモヤする。僕も同じで、特に借入まわりは「知らないことで損してる気がする」のに、誰も教えてくれない領域でした。 この本は、その“見えない部分”をかなり現実的に明るくしてくれます。たとえば、繰り上げ返済が必ずしも正義ではない理由や、証書のコピーを取るという地味だけど効く行動、根抵当と抵当の違いが会社の選択肢をどれだけ左右するのかといった、明日からすぐに判断が変わるポイントが多い。さらに、数字で話せる社長を銀行がどう評価するのか、経営計画があるだけで融資の条件が変わるリアルな関係性まで踏み込んでいて、「銀行が何を見ているのか」がようやく腑に落ちました。 読んでみて思ったのは、これは“お金を借りることへの恐さ”ではなく、“知らないまま進むことへの恐さ”を取り除いてくれる本だということです。銀行を敵にしない、でも依存もしない。そのバランスを、実務レベルの感覚で掴みたい人にちょうどいいと思います。 特に、会社を大きくしたいのに、借入まわりの判断に自信が持てない人に刺さる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
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