
話のネタになる! 語源大辞典
ISM Publishing Lab
ゴマブックス株式会社 / 2013-10-12
この本について
日常でふと、言葉の意味をちゃんと知らないまま使っているな…と気まずくなる瞬間があって、でも今さら調べるほどでもないし、そのまま流してしまうことが多いですよね。僕も会話の中で「ガタがくる」とか「一巻の終わり」とか口にしながら、どこから来た言葉なのか全然知らないまま使っていました。 この本が面白いのは、語源を知ることで日常の会話が少しだけ立体的になるところです。たとえば「ガタピシする」の背景に、彼岸と此岸という仏教の対比があったと知ると、ただの擬音に思えていた言葉に“世界観”がにじむようになります。「一巻の終わり」も、文字通りの書物ではなくフィルム由来だとわかると、昔の映画館のざわつきまで想像できる。そうやって普段の言葉が、ほんの少し深く感じられるんです。 しかも語源がひとつの説に決まっていない場合もきちんと書かれていて、「どさくさ」みたいに複数の背景を並べて説明してくれるから、知識を押しつけられる感じがしない。自分の中で“こうかもしれない”と選べる余白があって、語源の世界が一気に身近になります。 会話の引き出しを増やしたいけど、勉強っぽいものは続かない…という人に刺さる一冊だと思います。普段使っている言葉が、ちょっとだけ自分の味方になる感覚がありました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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