
アロマの力
宰務智子
フレグランスジャーナル社 / 2002-08-01
この本について
なんとなく気持ちが落ち着かない日や、やるべきことに向かう気力が湧かない日って、誰にでもありますよね。頭では前向きに考えようとしているのに、心がついてこない感じ。僕自身もそういうときは「考えすぎて自分の軸を見失っているだけなのかもしれない」と思うことがあります。 『アロマの力』は、そういう“行き場のないモヤモヤ”に対して、無理に気合いを入れさせる本ではありません。むしろ、香りというすごく素朴な入口から、少しずつ心と体を元の位置に戻してくれるような本です。たとえば、シダーウッドには迷った心を落ち着かせると言われていて、「逆境を力と智恵に変える経験に昇華させる」という視点は、頑張り方がわからなくなったときの小さな支えになります。また、香りが揮発して消えていく自然さや、植物の命が凝縮された精油の話は、日常の中で“余計な力を抜く”感覚を思い出させてくれます。読者の抜粋にもありましたが、やさしい言葉や人とのつながりがゆっくり効いてくるように、アロマもまた無理なく気持ちを整えてくれる存在として位置づけられています。 忙しさに飲まれがちな人ほど、ほんの一滴の香りが生活の質を変えるかもしれません。完璧主義で肩がこわばりやすい人、自分の軸を取り戻したい人には特に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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