
お金が勝手に貯まってしまう 最高の家計
岩崎淳子
ダイヤモンド社 / 2018-03-22
この本について
お金のことって、家計簿をつけていても「結局いま何がどれくらい必要なのか」がよく分からないまま時間だけ過ぎていくことが多いですよね。預金はそこそこあるのに、将来の学費や住宅の維持費がどこから出てくるのかは曖昧。投資も気になるけど、感情に振り回されるのが怖くて手が出ない。自分もずっとそんな感じでした。 この本が刺さったのは、「家計を“いま・これから”で捉え直す」という視点がとても現実的だったからです。たとえば、生活費半年分だけ現金で持ち、予定が読める支出は別枠で定期預金にして、それ以外は“エンジン”に回すという考え方。投資についても、先進国株式から始めて、年齢に応じて株と債券の比率を機械的に調整していく、というシンプルさが安心感につながりました。感情を排して淡々と続けるための仕組みづくりに重心が置かれているのも、個人的には救いでした。 派手な成功例より、普通の人が普通に暮らしながら積み上げていくための道筋が淡々と書かれているので、「結局、何をどうすれば安心に近づけるのか」を知りたい人にはしっくりくると思います。特に、現金を多めに抱えがちだったり、家計の“現在地”がよく分からないまま不安だけ積もっている人には、地に足をつけるきっかけになる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
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