
世界で一番やさしい会議の教科書(日経BP Next ICT選書)
榊巻 亮
日経BP / 2018-04-28
この本について
会議って、やるたびに「今日は何を話してたんだっけ…」みたいな虚しさが残ることありませんか。時間だけ過ぎて、結局誰が何をやるのか曖昧なまま終わる。僕もずっとその繰り返しで、正直「自分が下手なのかな」と落ち込むことも多かったです。 この本を読んでまず驚いたのは、会議がぐちゃっとする理由が“センス不足”ではなく、“構造が見えていないから”だと分かったことでした。たとえば、終了条件を最初に決めてから逆算すること。議論の途中で迷子になりそうでも、今どの論点について話しているのかを書いて見える形にすること。そして、主催者じゃなくても、1参加者として会議を整えていける「隠れファシリテーター」という考え方。どれもすぐ試せるのに、効果がはっきり出るところに救われました。 特に僕は、会議の最後に“決まったことを一度書いて確認するだけで場が前に進む”という話が刺さりました。小さなことに見えて、これをやるだけで翌日の行動が変わるんですよね。誰かを仕切る必要もないし、難しいフレームワークを持ち込む必要もない。書いて、問いかけて、論点をそろえるだけで十分なんだと気づけました。 「自分は司会タイプじゃないし…」と引いてしまう人ほど、静かに会議を良くする武器を持てる本です。
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