
たった15分で話がまとまる 図解思考の会議 (中経出版)
永田 豊志
KADOKAWA
この本について
会議で話が散らかったまま時間だけが過ぎていく感じ、けっこうありますよね。自分でも意見はあるのに整理しきれず、結局「何を決めたかったんだっけ…」と終わったあとにモヤモヤが残る。僕もずっとそのタイプでした。抜粋を見てもわかりますが、読者が反応していたのは“分けて考えると一気に霧が晴れる”というところなんだと思います。 この本が面白いのは、会議術というより「思考を可視化するための図の使い方」を淡々と教えてくれるところです。例えば、理由とデータをセットにして結論を支える流れを作るとか、ホワイトボードにただ書き出すのではなく分類図に落とし込むだけで論点が自然に浮かび上がるとか。ツリー図を使ってAs isとTo beを分けて置くと、理想と現状のギャップがどこにあるのかが見えて、次の一歩が決めやすくなるのも実感があります。 会議の雰囲気をガラッと変えるような魔法ではないけれど、「みんなが同じ地図を見ながら話す」という当たり前ができるだけで、議論ってこんなに前に進むんだなと感じました。思考が散らかりやすい人、プレゼン前に何をどう並べればいいかわからなくなる人にはかなり刺さると思います。 僕自身、悩んでいたのは“話す力”そのものじゃなくて、“考えを整理する型を知らないこと”だったんだと気づきました。そんな視点の転換をくれた一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの54%が集中しています。
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