
プレゼンがうまい人の「図解思考」の技術 (中経出版)
永田 豊志
KADOKAWA / 2010-12-09
この本について
プレゼンの準備をしていて、「言いたいことは多いのに、どこからまとめればいいのか分からない」「シンプルにと言われても、削る基準が曖昧」というモヤモヤ、けっこう共通なんじゃないかと思います。僕も資料を作りながら、途中で話が散らかってしまって手が止まることがよくあります。 この本が助けてくれたのは、まず“構造の作り方”を現実的なサイズに落としてくれたところでした。たとえば、最初にざっくり概要を置き、そこから必要な詳細にだけ掘っていくドリルダウンという考え方。これを知ってから、資料が自然と一本の線でつながるようになりました。さらに「10枚・20分くらいが目安」といった具体的な制約があると、内容をどこまで絞るか決めやすくなり、プレゼン全体が軽くなる感覚があります。そして、冒頭に統計の意外な数字や自分の小さな体験を挟むだけで、聞き手の空気が変わることも、この本を読んで初めて意識しました。 プレゼンって、結局は「現実」と「理想」をつなぐ提案をどう見せるかの作業なんですが、その整理をどう始めればいいか迷っている人には特にしっくりくると思います。自分の話をもっと伝わりやすくしたいけれど、派手なテクニックより現場で効く考え方を知りたい、そんな人に向いている一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
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