
マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術
ジーン・ゼラズニー、数江 良一
東洋経済新報社 / 2004-12-23
この本について
プレゼンの準備をしていると、「結局何を伝えればいいんだっけ…」とか「この資料、本当に相手に届くのかな…」みたいな不安が、最後まで消えないことが多いと思います。僕もよく、読み返すたびに構成を直してしまい、肝心の“聞き手がどう受け取るか”が置き去りになりがちでした。 この本は、そんなモヤモヤをかなり現実的にほどいてくれます。特に刺さったのは、目的を一行で言い切ることと、聞き手が何を見聞きすれば行動につながるのかを徹底的に考えるという姿勢です。抽象的な「うまく伝える」ではなく、相手の疑問や抵抗感をどう扱うか、どこで沈黙を使うか、どの質問に備えるべきか…といった、実際の現場で効く視点が多いところがありがたいです。リハーサルや設備の準備まで含めて“本番前に決着をつけておくべきこと”が具体的に書かれているのも、安心感につながりました。 プレゼンを「自分が話したいこと」ではなく「相手が受け取れる形」に整えたい人には、ちょうどいい一冊だと思います。とくに、意思決定者に向けて話す機会が増えてきたけれど、毎回ふわっとした印象で終わってしまう…という人にはしっかり刺さるはずです。僕自身、聞き手の分析をここまで丁寧にやったことはなかったので、次の準備で試してみようと思っています。
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