
バスガイド流プレゼン術 天才ジョブズよりも身近な人に学べ
伊藤 誠一郎
この本について
プレゼンの準備をしていると、気づいたらパワポの画面とにらめっこして終わってしまうことがあります。そもそも何を伝えたいのか、自分の中でも曖昧なまま形だけ整えようとして、途中で手が止まるあの感覚。僕もよくやってしまうので、この本の「まずパソコンを開かない」という一文に、ちょっと救われました。 この本が効いてくるのは、テクニックを足すより“そぎ落とす”方向で悩んでいるときです。どんな相手にも伝わるシンプルさは、情報量ではなく、話し手の頭の整理から始まること。紙にテーマや目的地を書き出しながら、自分がどんな旅を案内したいのかを決める。さらには「今どこを話しているのか」を相手と共有しながら進めることで、聴き手の理解がスッと深まる。このあたりが、保存された抜粋に共通して刺さっているポイントだと思います。 僕自身、プレゼンで迷子になりがちなタイプなので、シナリオ設計にしっかり時間を使う配分や、「まず」「なぜなら」「例えば」「つまり」の流れで話す組み立て方はかなり助かりました。バスガイドという身近な存在をモデルにしているぶん、肩に力が入りすぎないのもありがたいところです。 伝わるプレゼンをしたいけれど、奇抜な演出より“わかりやすさ”で勝負したい人に向いている一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
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