
「欲しい」の本質~人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方~
大松孝弘 and 波田浩之
この本について
仕事でも日常でも「相手が本当は何を求めているのか分からないまま、的外れな提案をしてしまった気がする」という瞬間がけっこうあります。アンケートや表向きの言葉を頼りにすると安心はするのに、どうも結果が伸びない。このモヤモヤは、相手の“本音”のようで実は後付けの理由しか見られていないことが多いんですよね。 この本を読んで改めて感じたのは、目の前の行動や回答をそのまま信じ込むより、少し遠回りに見える「人間を見に行く」ことの方が結局は近道になるということです。例えば、自分でも気づいていない不満や、認めたくない感情の奥にこそ人が動く理由がある、という視点は、仕事で煮詰まった時にかなり効きました。また、「だいたい良いんじゃない?」で終わらせず、微調整を積み上げることで数年後に大きな差になるという話も、地味だけど現場感があって信頼できます。おしゃれなフレームワークを輸入する前に、自分の目と手を動かすことが必要なんだと実感します。 誰かを説得したい時だけでなく、自分自身の本音がどこにあるのか探る時にも役に立つ内容でした。きれいごとに寄りすぎず、デビルな部分まで含めて人間らしさを見に行く姿勢が欲しい人に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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