
「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!
苫米地英人
この本について
仕事もプライベートもちゃんとやっているつもりなのに、なぜか頭の中だけずっとモヤモヤしている。やりたくないことを我慢して続けているうちに、それが「普通」になってしまって、何が本音なのかすら見えなくなる。そんな状態、けっこうあると思います。僕自身も、「やりたくないのに辞める発想すら浮かばない」みたいな場面が多くて、気づけば自分で勝手に狭い枠に入り込んでいました。 この本が効くのは、その“枠”の正体を丁寧にほぐしてくれるところです。例えば、やりたくないことを書き出して、一番嫌なものを思考実験でやめてみるだけで、自分がどれだけ「have to」を当たり前に抱え込んでいたかがはっきりする。また、「やらなくても大丈夫」が見えなくなるのは、そこがスコトーマに隠れているだけ、という指摘も、日常の行き詰まりにかなり当てはまります。さらに「全体が分かることで部分が分かる」という視点は、情報に追われて混乱しがちな時に、一度抽象度を上げるだけで整理が進む感覚に近いです。 そして何より、本音のゴールを現状の外に置くこと。これを「理想を語れ」とか「夢を持て」といった話ではなく、頭のゴミを一度ゼロにして、自分のモノサシで選び直す作業として捉えているところが、現実的で続けやすいと思っています。 今の自分の思考パターンに違和感を抱えている人、やりたいことが分からないまま毎日をこなしている人にはとても静かに刺さる一冊です。
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